フリーエンジニアの不安解消法は求められているスキルを把握すること

フリーエンジニアとして自信を持つために

フリーエンジニアにとって不安の種となりやすいのは、自らの実力とスキルに関することです。その不安を解消するには、スキルアップに励むしかありません。フリーエンジニアとして活躍し続けるためには時代のニーズをとらえることが大切です。今求められているスキルは何か？を常にチェックしながら、自らに足りないものは補い、ズレを補正していく中で、おのずと自信につながっていきます。

テクニカルスキルの重要性

フリーエンジニアのスキルアップと言うとつい技術的なスキルに傾注しがちですが、そこばかりに偏ってしまわないよう気をつけましょう。もちろんエンジニアですから、テクニカルスキルは高いに越したことはありません。しかし、出来るフリーエンジニアに求められるものはテクニカルスキルだけでは無いのです。むしろテクニカルスキルは申し分ないにも関わらず成功できないフリーエンジニアは、「求められるスキル」が不足している場合も多いものです。
ではフリーエンジニアに「求められているスキル」とは何か？というと、やはりヒューマンスキルです。ヒューマンスキルは、「人として心地良くビジネスができる能力」と言い換えることができます。快適な意思疎通が図れること、納期などの約束ごとは必ず守ること、期待以上の成果や提案を出せれば尚ベターです。

テクニカルスキルはトレンドをキャッチする

ではテクニカルスキルは適当でよいのかと言えば、そういうわけではありません。とは言え、進歩が早いこの業界で、あれもこれも全部というのはまず無理ですから、何のスキルをどのぐらいの深さで身につけるかは重要なジャッジポイントです。エンジニアとしての自分自身の強みの他に、フリーエンジニアとして活躍するなら欠かさず意識しておきたいのが「時代のトレンド」です。クラウドとビッグデータが騒がれる今、注目すべきはデータベースとネットワークでしょう。できるかできないかの前に、「何がトレンドかを知っていること」が大切なのです。エンジニアとして常にアンテナを立てておきましょう。

足りないスキルの補い方

今求められているスキル、トレンドのスキルなどを追いかけるうちに、自分に足りないスキルと苦手分野が明確に見えてくることと思います。これをどう補うかがポイントです。足りないスキルのうち得意分野にあるものであれば、学習して身につければ武器になります。しかし、不足するスキルが自分の苦手分野にある場合は、無理に手を出さないことです。手を出さずにどう補うかといえば、人の力を借りることです。必ずしも自分自身でやり遂げることが正解とは限りません。誰の力を借りればできるのかを知っていれば、それで良いのです。こういった意味でもフリーエンジニアにとって人脈は大切なのです。